語源 (接頭辞、接尾辞、語根) を知っていると ① 新しい単語が覚えやすくなる、
② 新しい単語の意味が想像しやすくなる、③ 覚えた単語が定着する (忘れにくくなる)、という単語力の伸びを速める効果があります。
多くの単語を覚える前に、英単語の中によく出てくる接頭辞、接尾辞、語根の意味を覚えておきましょう。
新しい単語を覚える手助けになるだけでなく、既に覚えた単語をいったん忘れても思い出しやすくなります。
英単語の全ての接頭辞、接尾辞、語根を覚える必要はなく、英単語の中によく出てくるものをきちんと
覚えておくことが重要です。
英検や TOEIC の単語の問題で、意味が分からない単語が並んでいるとき、使用頻度が高い接頭辞、
接尾辞、語根を知っていると正解に行きつけることが多くあります。接頭辞、接尾辞、語根の知識は、
試験の単語の問題で正解を選び抜く大きな力になります。
70パーセント以上の単語が語源によって分解できると言われており、正しい語源の知識は
単語力の継続的な強化につながります。
ここでは英単語の中によく出てくる語源を、その語源を含むいくつかの単語とともに見ていきましょう。
接頭辞、接尾辞、語根に分けて見ていきます。
接頭辞
例えば、単語が pre (前にという意味の接頭辞) で始まったら、前に をイメージして単語の意味を考えます。
predict (予言する) precaution (予防) preview (プレビュー、試写)
参考までに、dict は言うという意味を持つ語根、cautionには用心、viewには見ること、という意味があり、
単語の形は、 predict (前に言う = 予言する)、 precaution (前に用心 = 予防)、
preview (前に見ること = プレビュー、試写) となります。
1.pre : 前に (事前に)
predict (予言する) precaution (予防) preview (プレビュー、試写) preposition (前置詞)
preschool (就学前の ・ 幼稚園) precondition (前提条件) prepaid (前払いの) preoperative (手術前の)
preamble (前置き、序文) prerequisite (前もって必要な、必須の)
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